伝統野菜「うこぎ」って知ってますか?
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ウコギ(五加木)はたらの芽やコシアブラ、更にはウドなども含まれるウコギ科の草木の若芽で、古くから春の山菜として食用にされてきました。
一言でウコギといってもヤマウコギやヒメウコギなどいくつかの品種がありますが、栽培され出荷されているウコギはそのほとんどがヒメウコギのようです。ヒメウコギの方が他の品種よりもクセが強くなく食べやすいとされています。
このヒメウコギは中国が原産とされ、薬用として日本に持ち込まれたのが起源とされています。

財政難となった上杉藩を支えるため、上杉鷹山が食料として栽培を推奨
上杉藩は幕府の配置転換によって過剰な武士を抱え財政難に陥っていましたしかし、鷹山公は家臣の事を想い。リストラをせず必死にこれを支え切り詰めに切り詰めた生活をしていました。そこでやってきたのが「天明の大飢饉」です。この時全国で140万人の餓死者がでました。
しかし、この時米沢藩の餓死者数はなんと0人だったそうです。

それを乗り越える方策の背景にこのウコギがあったのです。鷹山公もかゆを食べしのいだと伝わっていますので
その中に糧飯としてこのうこぎが混じっていたのは間違いないと言われています。

基本の食べ方は、炊いたご飯に茹でたうこぎを混ぜるだけ!
うこぎには、ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが含まれ、食物繊維はごぼうに匹敵するほど。
抗酸化物質のサポニンとポリフェノールまで入っており、それが飢餓での死者がゼロであったことに繋がるのではないかと言われています。

春から出た柔らかい芽の部分を摘み取り、塩ゆでにしたものを細かく刻み、炊きたてのご飯に混ぜる、という基本の食べ方。
おにぎりにして、一口口に含むとふんわり春の香りが広がります。

ぼか、おひたし、ごま和え、パスタに混ぜたり。
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